はんざきじろうさんの4冊目の単行本。
全体的な内容はありがちなハーレムもの。
絵はうまいと言っていいと思う。
でもキャラの描き分けできてないし局部へのこだわりが薄い。
わかりやすく言えばキレイすぎるんだよね。
もうちょっと下品に描いてくれればもっともっとエロくなるはず。
フェラには特に拘ってるみたいだけどほとんどのシーンが同じに見えてしまう。
キャラを描き分けられているのは彼女の同級生のうららちゃんぐらいじゃないか?
髪型で分けてるのに同じような髪型が多すぎ。
っていうかキャラ自体が多すぎ。
それが売りってのもあるかもしれないんだけど弱点にもなっちゃってる。
絵の問題を解決?するほどシチュエーションはエロい。
軽いノリで人妻や幼馴染みの彼女の同級生とやるってのは良いね。
エロ漫画の主人公はこのぐらい欲望に忠実じゃないと。
ただ個人的にレズは嫌いだから彼女と家庭教師が二人だけで絡むのはちょっとなぁ。
主人公と彼女と彼女の同級生とのシーンがもっとあればすごく良かったのに。
ちなみに主人公以外の男は一人もでてこない。
全部読んでから考えてみると幼馴染みの彼女が邪魔かも?
この子を外せばもっと色んなシチュエーションのエロを描けたはず。
メインが純愛じゃないんだから処女の幼馴染みなんて記号はいらないよ。
普通に同級生の彼女にすればいい。
記号を加えるなら幼馴染みじゃなくて部活とか生徒会のほうが使いやすそうだし。
全体的に見ると十分高水準。
でもあと一歩足りないって感じかな。
エロ漫画は全体のうまさより突出したフェチがあったほうが好き。
次の単行本に期待したい。