GBWriter -GBA Backup Tool- Rom吸い出し・読み込み
パチモンTVで販売されているGBA用マジコン『GBWriter -GBA Backup Tool-』
そして『GBWriter』用のカートリッジ2種(128Mb・256Mb)
ここではその使い方をレビューしています。
この記事はRom吸い出し・読み込み編です。
(画像はほぼ全てクリックで拡大します)
『EZF-AGBWH』を実行すると以下のような画面が表示されます。
これはメニューの『View』から『LOOK 2K』に変更してあります。
ツールバーなどが表示されない場合は『View』で設定してください。
ここからが肝心のGBAゲームカートリッジ読み込み・吸い出しです。
今回吸い出してみるのは『ファミコンミニ スーパーマリオブラザーズ』
早速GBWriterに差し込みます。
サイズは『4096 KB』でセーブタイプが不明?です。
読み込みに問題はないようですね。
この状態で出来ることがツールバーに明るく表示されます。
ツールバーの機能一覧は以下。
- 『Select Game』書き込み時に書き込みたいROMを選択しリストに追加
- 『Delete Game』書き込みリストから不要なROMを削除
- 『Wri.Rom』カートリッジにゲームデータを書き込む
- 『Wri.Sav』カートリッジにセーブデータを書き込む
- 『Rom Info』差し込んでいるカートリッジの情報を表示
- 『ReadRom』カートリッジからゲームデータを吸い出す
- 『ReadSav』カートリッジからセーブデータを吸い出す
- 『Break...』書き込み・読み込みなどを強制キャンセル
- 『TestGame』付属のエミュレータでRomの動作をチェックします
今回はゲームデータを吸い出すので『ReadRom』を使用します。
『ReadRom』をクリックするして名前を入力、保存します。
『Read Rom Size』は自動で選択されるようです。
吸い出し完了!
完了するまで約15秒かかりました。
4MBでこのスピードはなかなか早いのではないでしょうか。
次はRomの比較をしてみたいと思います。
『GBWriter』と『GBA_Backup_Tool.nds』の比較です。
『GBA_Backup_Tool.nds』はNDSLとDSTTで使用。
吸い出し時間は約10秒でした。
二つのハッシュ値を比較します。
CRC32:2788A1EA『GBWriter』で吸い出した『mario1.gba』
CRC32:5848884C『GBA_Backup_Tool.nds』で吸い出した『SUPER_MARIO_FSMJ01.gba』
二つを比較すると、CRCが一致し……てないですね。
ファミコンミニはちょっと特殊なのでそのせいかもしれません。
試しに両方のRomをNDSLで起動してみました。
使用するのは『DSTT』と『EZ-FLASH 4 Lite Deluxe』
『SUPER_MARIO_FSMJ01.gba』は問題なく起動・プレイ可。
『mario1.gba』で吸い出したものは……起動後ブラックアウト。
SAVEタイプを選択しなかったのが原因でしょうか?
このままではちょっと納得いかないので設定を変えてみます。
『GBA_Backup_Tool.nds』を参考にセーブサイズを『EEP4k』に。
この状態で吸い出したものが『mari01b.gba』
CRC32:2788A1EA『GBWriter』で吸い出した『mario1b.gba』
CRC32:5848884C『GBA_Backup_Tool.nds』で吸い出した『SUPER_MARIO_FSMJ01.gba』
『mario1.gba』と変わりません。
次はさらに『NDS Support』をONにして吸い出します『mari01c.gba』
CRC32:5848884C『GBWriter』で吸い出した『mario1c.gba』
CRC32::5848884C『GBA_Backup_Tool.nds』で吸い出した『SUPER_MARIO_FSMJ01.gba』
二つのハッシュ値が一致しました。
『DSTT』と『EZ-FLASH 4 Lite Deluxe』で起動・プレイ可能。
まぁハッシュが一致してるので当たり前ですが。
もし吸い出したRomが動かなかった場合は『NDS Support』をONにしましょう。
それで解決しなかったら……わかりません。
何か正常に吸い出せないものがあればご連絡ください。